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小売業のランキング【2022年】日本のスーパー・コンビニや百貨店・ホームセンター・家電 衣料量販店など
イオンやセブン&アイ、ユニクロやヤマダ電機など2022年の小売業の売上高ランキングがどうなっているのか気になりませんか?
「スーパー・コンビニ」や「百貨店」「ホームセンター」「家電 家具 衣料量販店」といった小売業の総合のランキングを一覧でご案内していきますね。
また、上場企業の全業種の中で小売業のランキングトップ2が、いったい何位なのかもチェックしていきましょう。
2022年 小売業 ランキング!日本のトップ20のスーパー・コンビニや百貨店・ホームセンター・家電 衣料量販店など
それでは、小売業の売上高ランキング、日本のトップ2からをご案内していきますね。
2022年 日本の小売業ランキング トップ5!イオンやセブン&アイ・ユニクロは何位?
さあ、イオンにセブン&アイやユニクロといった2022年の小売業の売上高ランキングがどうなっているのでしょうか。
まずは、2022年の日本の小売業の売上高ランキングのトップ5から見ていきますよ。
【2022年 日本の小売業の売上高 ランキング TOP 5】
2022年とのランキングの比較のため、2020~2021年の小売業の売上順位も一覧に反映しています。
’22順位 | ’21順位 | 日本の小売業 | 売上高 |
1 | 2 | セブン&アイ HD [コンビニ・スーパー・百貨店・専門店・金融など] | 8,749 |
2 | 1 | イオン [スーパー・ディベロッパー・専門店・金融など] | 8,715 |
3 | 3 | ファーストリテイリング (ユニクロ・GU) [衣料品量販店] | 2,265 |
4 | 5 | パン・パシフィック・インターナショナル (ドンキホーテ・ユニー) [ディスカウントストア・スーパー] | 1,831 |
5 | 4 | ヤマダ電機 [家電量販店] | 1,619 |
日本の小売業の売上高ランキング 1位は、2022年で「イオン」から「セブン&アイ」グループに入れ替わったのが最大の注目点です。
当初、中核だったGMS「イトーヨーカ堂」から、コンビニエンスストア「セブンイレブン」を 中核に据え直し、海外のコンビニ事業が大きな貢献を果たした「セブン&アイ」グループが日本の小売業の売上高 ランキングでトップにのし上がりました。
かつては、首位を独走していた「ダイエー」に加え、「マイカル」、 フランスNO.1小売業「カルフール」の日本進出店舗を傘下に収めて、金融分野にまで拡大を続け、 魅力あるショッピングモールで王国を築いてきた「イオン」グループですが、2022年は昨年より売上はアップしたもののランキングは2位に陥落。
今後もこの「イオン」「セブン&アイ」の2つの巨大グループが、日本の小売業を牽引していくことでしょう。
3位はSPA(製造販売)で成功を収め、国内の衣料品販売では向かうところ敵なしで、世界展開でも躍進を続ける、「ユニクロ」「GU」を展開するファーストリテイリング!
5位は2021年の決算において、売上高や利益ともに大幅にアップしたヤマダ電機でしたが、2022年は再度、売り上げが落ち込み、ドンキホーテやユニーを率いる「パン・パシフィック・インターナショナル」とランキングが入れ替わってしまいました。
日本の小売業 売上ランキング 6位~10位|大きな変動はなかったがニトリだけは躍進!
小売業 ランキング 6位は、カインズ・ベイシア・ワークマン・東急ハンズなどを傘下収める「ベイシア」グループ、7位と8位はドラッグストアの「ウェルシア」と「ツルハ」で順位の変動は見られませんでした。
しかし、10位に入った「ニトリ」は、「ビックカメラ」も抜き去り、昨年の小売業 ランキング 17位から一気に順位と売上をアップさせています。
「ニトリ」のもう一つの驚くべき点は、営業利益率の高さです。
営業利益率がイオンは2.0%、高収益と言われるセブン&アイでも4.4%と、ランキング トップ10に入った日本の小売業の中で 5%を超えるのは「ファーストリテイリング」の11.7%と、「ニトリ」の17.0%だけで圧倒的な収益性だと分かるでしょう。
【2022年 日本の小売業の売上高 ランキング TOP 6~10】
’22順位 | ’21順位 | 日本の小売業 | 売上高 |
6 | 6 | ベイシア グループ (カインズ・ベイシア・ワークマン・東急ハンズなど) [ホームセンター・スーパー・作業専門店] | 1,032 |
7 | 7 | ウエルシア [ドラッグストア] | 1,026 |
8 | 8 | ツルハ [ドラッグストア] | 916 |
9 | 17 | ニトリ [家具量販店] | 812 |
10 | 9 | ビックカメラ [家電量販店] | 792 |
日本の小売業 売上ランキング 11位~20位は順位の変動が激しい!
注目すべき点は、合併や統合により命運をかけてきた「百貨店」が、数年前までは日本の小売業界でランキング TOP10に数社ランクインしていたにもかかわらず、2022年のでは12位に1社入っただけという点です。
12位に入った「高島屋」は2021年のランキング21位から大きくアップさせています。
ランキング13位のドラッグストア「コスモス」も成長が続いており、ウェルシアやツルハを抜き去ってしまう勢いですね。
オンライン通販で顧客満足度の高い「ヨドバシカメラ」は14位と売上とランキングをアップさせていますが、一方、同じ家電量販店でも上位の「ヤマダ」「ビックカメラ」や「ケーズ」「エディオン」は軒並み売り上げを落として低迷している状況です。
【2022年 日本の小売業の売上高 ランキング TOP 11~20】
’22順位 | ’21順位 | 日本の小売業 | 売上高 |
11 | 13 | ライフ [食品スーパー] | 768 |
12 | 21 | 高島屋 [百貨店] | 761 |
13 | 20 | コスモス薬品 [ドラッグストア] | 755 |
14 | 18 | ヨドバシカメラ [家電量販店] | 753 |
15 | 11 | ケーズ(電気) [家電量販店] | 747 |
16 | 16 | バロー [食品スーパー] | 733 |
17 | 26 | マツキヨ ココカラ [ドラッグストア] | 730 |
18 | 12 | エディオン [家電量販店] | 714 |
19 | 15 | ユナイテッド スーパーマーケットHD (マルエツ カスミ MV関東) | 701 |
20 | 22 | ローソン [コンビニ] | 698 |
2022年 日本の上場の企業(全業種) ランキング!
2022年 日本の上場の企業(全業種) ランキング トップ10+小売業!
それでは、2022年 日本の全業種の上場企業のランキング トップ10と、その中での小売業の順位をチェックしていきましょう。。
【2022年 日本の上場企業の売上高 ランキング TOP10+小売業TOP2】
’22順位 | ’21順位 | 会社名 | 売上高 |
---|---|---|---|
1位 | 1位 | トヨタ (TOYOTA) | 31,380 |
2位 | 3位 | 三菱商事 | 17,265 |
3位 | 2位 | ホンダ (HONDA) | 14,553 |
4位 | 6位 | 伊藤忠商事 | 12,293 |
5位 | 4位 | NTT | 12,156 |
6位 | 10位 | 三井物産 | 11,758 |
7位 | 5位 | 日本郵政 | 11,265 |
8位 | – | ENEOS | 10,922 |
9位 | 8位 | 日立 | 10,265 |
10位 | 7位 | ソニー | 9,922 |
11位 | – | セブン&アイ | 8,749 |
12位 | 9位 | イオン | 8,604 |
2022年 日本の上場の企業(全業種) ランキングでの小売業の状況!
日本の上場の企業(全業種) ランキングで、 以前は、1位~3位まで「自動車業界」が占めている状況でした。
しかし、「日本郵政」が、2015年末に上場したことにより、一気に2位にランクインしましたが、その後、総合商社や「ホンダ(HONDA)」「NTT」に追い抜かれて7位に転落した上に、2022年の売上ではランキング トップ10の中で唯一、昨年から売上をダウンさせてしまいました。
また、2位にランキングが上昇した「三菱商事」に加え、4位「伊藤忠商事」、6位「三井物産」と総合商社が大幅に売上をアップさせているのが2022年の注目ポイントです。
総合商社が好調な理由は、いくつかありますが主な理由は、リベンジ消費とそれに伴う資源や原材料の値上がりとなります。
ランキング 1位は、 言わずと知れた 「トヨタ」がダントツの状態。
トヨタは2019年あたりまで順調に売上高を伸ばしていたものの、2020年と2021年で売上を落としてしまいましたが、2022年は順調に回復して安定のランキング1位でした。
小売業では2021年は「イオン」がランキング TOP10内の9位にランクインしていましたが、2022年では売上はアップしたのですが、他の企業が収益をアップさせたため12位に後退してしまった状況です。
一方、小売業で1位を奪取した「セブン&アイ」は、2021年の売り上げ低迷でランキングを20位辺りまで後退させていましたが、2022年には11位と大幅アップを見せています。